「ラジオは国境を越えて」

みなさんラジオはラジオ受信機で聴きますか?

スマホやPCで聴きますか?

 

インターネットラジオで世界最大級のサービスと言えば

米国のTuneInだ。

2002年に設立されて既に12年の歴史を誇る老舗サービスだが

今や200を超える国と地域のラジオ局合計なんと、約10

ステーションの放送を聴くことができる。

 

地域別で探して行けば聞いたことの無いような国のラジオが聴けて、

とても楽しい。まるで世界旅行をしているかのようなバーチャル

トリップ感が味わえる。

有名なアプリなので使っている方も多いかと思うが、

まだ体験していない方はぜひスマートフォンにアプリを

ダウンロードして体験してみてください。

 

さて、ちょっと専門的な話をすると、TuneInはいわゆるディレクトリ

サービスで、実際に配信サーバーを抱えてラジオを直接配信

しているわけではない。

実際にサーバーを契約して放送を配信しているのはそれぞれの

放送局であり、TuneInはそれらを束ねている、まるで音声の

リンク集のようなサービスである。

そこがradikoのような、それ自信がサーバーを持って配信

しているラジオサービスとは異なる。

まあ、誰が配信していようがリスナーには関係ないですが、

世界中のラジオを束ねようなんてすごいビジネスモデル

だなあと思う。

 

さて、TuneInもよいのだが、もうひとつおすすめしたいのが

SKY.FM Intrenet Radio】だ。

 

これはネット専門ラジオサービスで、60種類のジャンル別

チャンネルを無料で聴くことができる。

TuneIn 10万ステーションと比べると圧倒的に少ないと

思うかもしれないが、実際たくさんあっても、どれを聴けば

いいのかわからないという方も少なくないと思う。

そんな方にはこのSKY.FMは使いやすい。

 

ROCKPOPSJAZZからヒーリングミュージックまでジャンル別に

チャンネルが分かれていて、60チャンネルでも十分。

なんとJ-POPのチャンネルまである(若干マニアックな選曲だが)。

その日の気分やシーンに合わせて簡単にセレクトして聴くことが

できる。

 

そして、なにより他のネットラジオに比べて音がいい。

ビットレートは64Kbpsだ(一般的には48Kbpsが多い)。

有料サービスに入ると倍の128Kbpsになるが、個人的な感想では

さほど変わらないので無料サービスでも十分だ。

 

我が家ではこれを、前述のハイテクギターアンプAmpliFi

Bluetooth接続して週末の食事や読書のBGMにしている。

 

ということでスマホ + ネットラジオ + Bluetoothスピーカー。。

これけっこうオススメです。


2014.06.27 17:44

「日本むかしばなし~音楽配信編~」

むかしむかし、まだネットによる音楽配信が始まる前のことだった。

 

ある日、日本の某メーカーの技術者が、音楽をデータとして

インターネットで配信するサービスと、それを受信して

持ち運びできるハードディスク型ポータブルオーディオ

プレイヤーの企画書を社内会議に提出したそうな。

 

当時CDは音楽の主役。まだまだ音楽が売れていた時代だ。

「そんなもの出したらCDプレイヤーが売れなくなるだろ!」

「いやそもそもCDが売れなくなっちゃうじゃないか!」

社内の猛反対にあってその企画書は闇に葬られたそうな。

 

そして、その数年後米Apple社からiPodが登場した。

 

ご存知の通りiPodは大ヒット、音楽配信サービスは

急速に普及し、その後のiPhoneの登場へと繋がり、

Apple社はニッチなコンピューターメーカーから一気に

世界のトップブランドに成長したそうな。。。

 

 

この話、もちろん当時その企画を不採用とした経営陣を

責めることはできない。

誰だって仕事がうまくいっている時に、それを壊す可能性

のある企画を採用することなんてできないだろう。

つまり、「あの時こうしていれば・・・」ではなく、

なるべくしてなった結果が今なのだろう。

 

企業は大きな成功を収めて安定期に入るとなかなか冒険が

できなくなり、現状維持と多少の改善だけが求められる。

しかしその後ろで新興企業達がが画期的なサービスに果敢に

チャレンジし、市場を一気に奪っていくことは十分あり得る。

 

チャレンジ精神を忘れたらいけないなあ。。。。

そんな教訓を含んだ逸話でした。

 


2014.06.23 17:33

「スマホと繋がれば未来がやってくる」

この春発売されたばかりの米国楽器メーカーLine 6

YAMAHA傘下)のギターアンプAMPLiFi 75を購入した。

このアンプは他製品とは一線を画する最先端の

アイディアと技術が詰め込まれたハードウェアである。

これからのサービスのヒントがありそうなのでご紹介したい。

 

ギターをやらない方にもわかるように説明すると、

iPhoneiPadに専用アプリをダウンロードして

無線接続であるBluetoothでこのアンプと接続すると

ギターの音がiPhoneiPadの操作であっというまに

様々に変化するのだ。

 

たとえば、アプリからEric Claptonで検索すると

クラプトンの音色のリストが表示される。

そのリストをタップするとあら不思議、私のギターが

クラプトン風サウンドに瞬時に切り替わるのだ?

 

これらの音はアプリでユーザー達が作った音色だ。

それをクラウド上にアップして共有し、他のユーザーが

それをダウンロードして使えるという仕組みなのだ。

まさにソーシャルギターとでもいえる他には無い、

ニッチなサービスになっている

(その音色が本当に似ているかどうかはさておき・・)。

 

さらには自分のiPhoneiPad内に保存されている

曲をアンプで再生しながらギターを弾いて一人

セッションができるのだけど、このアンプが凄いのは

例えばレッドツェッペリンの楽曲を再生していれば

アンプが勝手に、ジミーペイジ(風)の音色を

ダウンロードしてくれるのだ。凄い時代です。

 

さらにはBluetoothスピーカーとしても十分使える。

iPhoneに入っている音楽を無線でかなり高音質で

再生できるから、たとえばリビングに置いておけば、

家族がそれぞれ自分のiPhoneを接続して大音量で

音楽を楽しめる。

ボディはさほど大きく無いけど5スピーカー搭載なので

もちろんステレオ感たっぷりだ。

出力も75W(または150W)なので十分。

 

ただし、、、ギターアンプとしては出力75Wの音を期待

するとちょっと拍子抜けする。

私の感覚では20Wくらいのミニアンプレベルかな。。

また、iOSしか対応していないので使う人を選ぶ。

誰にでもおすすめできる製品ではない。

 

がしかし、この突き抜けたアイディアと技術は流石と

言わざる負えない。

様々なハードウェアがスマートフォンと連動して

クラウド上で情報を共有したり、新たな価値を

ダウンロードしたりすることで、他社とは一線を画する

新しいサービスを提供できる。

 

まだまだ応用できる分野はたくさんあるはずだ。


2014.06.09 18:38