音楽聞き放題サービスが流行らない訳:

ここ数年新しい音楽配信サービスが続々登場し百花繚乱状態だ。

間もなく日本でサービスを開始する、スエーデン発のSpotify

年末か年明けにもスタートするLINE MUSIC、国内サービス時期は

未定だが本命のiTunes Radio、米国では地上波ラジオを上回る

人気を博しており日本上陸も間近といわれるPandoraなどなど

今後も新たなサービスのリリースが目白押しだ。

 

音楽配信サービスは大きく以下の3つに分けることができる。

 

1)サブスクリプションタイプ

月額300円~980円くらいで100万曲が効き放題という感じ。

基本的にストリーミング形式なので、ネットワークに

つながっていないと聴けない。

 

2)アラカルトタイプ

1曲いくらという感じでダウンロードして購入。

ダウンロードすればオフラインでも何度でも聴ける。

 

3)ラジオタイプ

ジャンルや年代などカテゴリーを選択するとそのカテゴリーに

属する楽曲をストリーミングでランダムに連続して放送する。

楽曲をピンポイントで指定できない。イメージはラジオに近い。

 

これらのサービスの運営会社は主に

・携帯キャリア

・レコード会社またはその系列企業

IT系企業

 

が多いが、異なるサービスでも実は裏側を運営しているのは

同じ会社だったりすることも多い。

 

さて、これらのサービスは果たして流行っているのだろうか?

周りに使っている方はいるだろうか?

 

まず携帯キャリアの公式サービス系は比較的好調のようだ。

スマホを購入の際にセットで契約させることができるから

リアル店舗を持つ強みを活かしている。

ただ、ユーザーのアクティブ率は意外にも低いようだ。

契約だけして、飽きちゃったり、忘れてしまっている人も

少なからずいるのかもしれない。

かってのガラケー有料サイトのように。。

 

一方キャリア系以外のサービスは全体的に厳しい状況だ。

理由は簡単。みんなが聴きたい曲が網羅されていないのだ。

 

洋楽はかなりの割合で網羅されているが、問題は邦楽。

日本のビッグアーティストの楽曲はかなりの割合で存在しない。

男性アイドル系も皆無。

 

ちなみに私が某社のサービスを使ってみた感じでは聴きたい曲の

半分以上が聴けなかった。

 

何故邦楽は充実していないのか?

レコード会社やアーティストから配信許諾が下りないからだ。

彼らが許諾しない理由はいくつもある。

 

・配信をするとCDの売れ行きに影響が出る恐れがある

・配信音楽は圧縮されており音質に不満がある

・他のアーティストとひとくくりにされたくない

・配信から上がる利益が低い

 

などが主な理由だろう。

 

今後邦楽が充実していかない限り日本では定額制の配信サービスは

普及しないだろう。配信会社は邦楽の壁で苦しんでいる。


2013.11.14 20:06