ラジオにできること

知らない方も多いかと思うが、実はJ-WAVE

全国50局以上のコミュニティFMにも番組が

配信されている。

 

J-WAVEなどの一般のFM局は県域免許で、都道府県

単位の放送エリアを持つ放送局だが、

コミュニティFMは市区町村単位の免許を持つ放送局だ。

だからこそより地元密着型で、きめ細やかな情報を

届けることができる。

 

さて、そんなJ-WAVEの番組をネットしていただいている

コミュニティ局の中には東北地方の局も多数あり、

今回の震災で甚大な被害を受けた局も少なくない。

 

そんなコミュニティ局の被災状況も調査したのだが、

幸いというべきか、J-WAVEのネット局は全局放送を

継続できているようだ。

 

しかし、津波で局舎が押し流され、仮設の放送設備で

震災情報を流し続けていたり、毎日不眠不休で市と

連携して震災情報や安否情報を流し続けていたりなど、

厳しい状況が判明した。

放送に携わるものとしての使命を全うし続ける姿に

頭が下がる思いがした

 

近年その存在感が薄まるばかりだったラジオだが、

今回の震災でその重要性が再認識されたのでは

ないだろうか。

 

なぜならラジオは単に災害情報を流すだけでなく、

メッセージや音楽で傷ついた心に癒しと勇気を届けている。

これはテレビや活字メディアにはできない、ラジオ

ならではのものだ。

 

最近は自分自身もクルマでCDを聴かなくなった。

ラジオを聴いているだけで誰かと繋がっている安心感。

今このラジオの温もりが求められている気がしてならない。

 
2011.03.25 17:09